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初夏の風に揺れる癒しの時間──可睡齋ユリ園と風鈴まつりを巡る旅

日下部信親

こんにちは、「静岡ブースト」管理人の日下部信親です。
今回は、静岡県掛川市にある可睡齋(かすいさい)を訪ねてきました。

初夏の可睡齋といえば、なんといっても見逃せないのが「ユリ園」と「風鈴まつり」。
色鮮やかなユリの花と、風に揺れる涼やかな風鈴の音──
視覚と聴覚を同時に癒してくれる、まさに“初夏の極上リトリート”でした。

いつものように、旅のお供にはノブさんとマミさんも同行。
今回はふたりと一緒に、花と風の時間をじっくり味わってきました。

それでは、どうぞご覧ください


目次

初夏の掛川に響く風の音

6月から7月にかけて、静岡県掛川市では初夏の心地よい風に乗って、ふたつの美しい風景が訪れる人を迎えます──
それが、「可睡齋ユリ園」と「可睡齋風鈴まつり」。

色とりどりのユリが斜面を覆い尽くす風景と、カラカラと澄んだ音色を響かせる風鈴の列。
どちらも“癒し”と“季節”を感じるにはぴったりの場所です。

マミさん

ユリと風鈴って、両方好き!香りと音、五感が満たされそう〜!

ノブさん

風も空気も、まるごと深呼吸したくなるような場所だね。


可睡齋とは? 歴史ある禅寺の魅力

可睡齋(かすいさい)は、600年以上の歴史をもつ曹洞宗の名刹。徳川家康公にもゆかりがあり、その名は「眠ってよし=可睡」に由来します。

境内には本堂、山門、三重塔、牡丹園、そして今回ご紹介するユリ園と風鈴まつりの舞台が広がっています。四季折々の花が楽しめるだけでなく、座禅や写経の体験もできる、心を整える場所です。

マミさん

“可睡”って名前、家康さんが『ここならぐっすり眠れる』って言ったことからついたんだって。

ノブさん

現代人も、ここ来たら熟睡できそうよね……気が澄んでるもん。


色と香りの饗宴──可睡齋ユリ園

ユリ園は、6月上旬から7月上旬にかけて見頃を迎える花の楽園。

3万坪の敷地に150品種・2万本以上のユリが咲き誇り、園内にはピンク・白・黄色・オレンジなど、まるで絵画のような景色が広がります。

傾斜地を活かした設計により、どこを歩いても立体的で美しい光景に出会えます。特に朝の時間帯は、朝露をまとったユリが一段と美しく、カメラマンの撮影スポットとしても人気です。

マミさん

花の海に迷い込んだみたい〜!あ、こっちのユリ、ノブさんの鼻とおそろい!

ノブさん

なんだか照れるね。でも…華があるって意味なら嬉しいな。


心と耳を癒す風鈴まつり

7月中旬から8月末にかけて開催される「可睡齋風鈴まつり」では、約2500個もの風鈴が境内を彩ります。
本堂前や回廊にずらりと吊り下げられた風鈴は、風が吹くたびに美しい音を響かせ、見た目にも涼やか。

涼し気な風鈴の音色・・・僕は子供の頃に観た夏休みのアニメを思い出します。

マミさん

この音…なんだか心の奥まで染みてくる感じがするね。

ノブさん

目をつむると、風と音しか感じなくなる。時間が止まったみたい…


ノブさんとマミさんのユリ&風鈴体験記

この日は朝からユリ園へ。

マミさん

見てごらん、あの丘の斜面ぜんぶユリだよ。まるで百合のじゅうたんだね。

ノブさん

ピンクと黄色がグラデーションになってて、絵本の世界みたい!

花の回廊を抜け、途中のベンチで一休み。

マミさん

ちょっと日陰でひと息…って、あ、風が気持ちいい〜

ノブさん

風と花の香りに包まれてるだけで、心がほどける感じだね。

午後は風鈴まつりへ移動。

ノブさん

わあ、これ全部風鈴!?音のシャワーみたい〜!

マミさん

見た目も音も涼しいなんて、ほんとに贅沢だよね。

絵馬に願いごとを書くふたり。

マミさん

“美味しいかき氷に出会えますように”…と。

ノブさん

“マミさんとまた来られますように”…って書いたよ。

マミさん

…ノブさん…(照)


おすすめの見どころと撮影スポット

  • ユリ園の全景:園の最上部から見下ろす光景は絶景
  • 花の回廊:両側にユリが咲く小道は絵になります
  • 風鈴トンネル:本堂へ続く回廊は人気の撮影ポイント

開催情報とアクセス案内

■可睡齋ユリ園

  • 期間:5月下旬〜7月上旬
  • 時間:9:00〜16:30
  • 入園料:1100~1500円(時期により変動)

■可睡齋風鈴まつり

  • 期間:5月下旬〜8月末
  • 時間:8:30〜16:30

※出かける前に確認をお願いします。

■アクセス

  • 住所:静岡県掛川市久保山705
  • 電車:JR掛川駅からバスで約20分「可睡」下車
  • 車:東名袋井ICから約5分(駐車場あり)

周辺観光も楽しもう!モデルコースの提案

午前中:可睡齋ユリ園 → 道の駅掛川で地元グルメ
午後:法多山尊永寺で厄除け団子 → 可睡齋風鈴まつり
夕方:掛川城見学 → 茶菓きみくらで掛川茶を満喫

マミさん

花も音も団子も満喫して、最高の一日だった〜!

ノブさん

また季節を変えて来てみたいね。次は秋の紅葉かな。


おわりに:風に包まれて、また来たくなる場所

可睡齋ユリ園と風鈴まつりは、ただ“花を観る・音を聞く”だけの場所ではありません。
そこには、季節を感じ、心が整う静かな時間が流れています。

初夏の掛川で、ぜひこの癒しの空間を体験してみてください。

マミさん

また来ようね、ユリと風鈴に会いに。

ノブさん

うん、来年の絵馬の願い事、もう決めてあるからね。

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